傷物語読了
感想
・期待したものと違った
化物語の1と2話みてよんでみようと思ったけど期待とちがうものだった。ひたぎクラブ、はキャラクターの過去のトラウマを妖怪として表現することで、「心のゆがみがバケモノを呼んだ」としていた。
で、傷物語りは春休みなって鬱になって家出した少年の心の葛藤を、妖怪やらモンスターを使って表現してるのかと思った。”心の不安”がチェーンソー男にとして表現されていた、ネガティブハッピーチェーンソーのような感じ。が、違った。ただのバトル系ファンタジー小説だった。ここらへん作者の力量不足。もしくは趣味に走りすぎた上での逸脱。
できれば、妖怪ハンターの三人組とのバトルをなくして、いいんちょとの会話を増やして、精神の葛藤を描いて欲しかった。いいんちょが「たのしい日常生活の象徴」で、吸血鬼が「死へのあこがれの象徴」とか「みんなみんなしんじまえ」的な鬱感情の象徴、メメが中立の存在として読者への説明役。で、主人公がその間で鬱々と揺れ動く。みたいな。
「いいんちょぶっ殺してそのまま楽に自殺するか、自殺願望を断ち切っていいんちょと仲良くなるか。
ああそれにしてもいいんちょはパーフェクトすぎる。どうしようどうしよう。」のように。
さすがに「箱船さくら丸」に見られるような、安部公房キャラのねちねちぶりと比べるとかわいそうだが・・・・